物件探しのコツ
部屋を探すとき
自分の希望は何なのか?を認識してみよう。
賃貸物件探しは、自分の日常スタイルをきちんと把握することからがスタートです。 起床してから就寝するまで、どのような行動をとるのか、そのために必要な条件とは何なのかをきちんと把握してみましょう。 自分の日常の生活を俯瞰してみた際にどのような立地や間取り、自分の好みが最適なのかを考えながら部屋探しをすると、引越しをした後もゆとりを持って生活を送ることができます。これが成功するための一番初めのステップといえそうです。
希望地域の家賃を知ろう
まず一番ネックになると思われる月額家賃。一般に家賃の目安は収入の3分の1以下と言われます。エリアごとの平均家賃などの情報収集は、思いの外大変です。最近ではインターネット上での物件情報も多いので検索するのが一番早いです。 住みたいエリアが決まっているのであれば弊社のような地域密着型の不動産業者に条件登録をするとどんどん最新の情報が送られてくるので楽ちんですよ!
間取図から実際の生活をイメージしてみよう
自分の今住んでいる環境や、友人の状況などを参考にシミュレーションしてみましょう。例えば東向きに窓向きがある場合は、午前中に強い日差しがお部屋に差し込みます。 反対に西向きに窓向きがある場合は、夏などは帰宅時にものすごい部屋が暑くなっていることもあります。 国道沿いだと車の騒音が聞こえてくるかもしれませんし、また近くに高い建物がある場合は、低層階だとバルコニーが南向きでもまったく日当たりが望めない場合もあります。 コンビニが1階にあると非常に便利ですが深夜の騒ぎ声や、納入のトラックの音がうるさい場合もあります。
自分のライフスタイルを把握して、どのようなことに重点を置くかを考えてみましょう。きちんと自炊をするのであればワンルームではなく1Kだとか、お風呂でゆったりと読書やアロマテラピーを楽しみたいのであれば、バス・トイレ別であるかなどです。短時間の内見ではなかなか分かり辛いですが、隣や下の音は気にならないかなど、壁の厚さもチェック対象となります。せっかく心身共にリフレッシュするのですから内見前の予備知識は多いほうが良いですよ!
じゃあ、結局一番の条件って?
自分がどんな条件に重きをおくかによって、部屋選びは変わります。 「自分の憧れの街に住んでみたい」「今、通ってる会社や学校の近くに住みたい」「可愛いペットと一緒に住みたい」などにより部屋を選ぶポイントは変わります。 自分がこれから住む部屋ですから、どうしても譲れない優先順位を決めて、それに見合う部屋探しをしましょう。 例えば ・物が多い人は収納スペースが広くある部屋 ・お風呂にはゆっくり入りたいという人はバストイレ別の部屋 ・料理は自炊で楽しみたいという人はシステムキッチンが備え付けられている部屋 などと優先するという具合です。趣味や利便性を多々優先すれば、必然的に家賃は高くなりますし、自分の条件を妥協すればその分貯金ができるでしょう。 自分の生活スタイルを、再度見直す良いチャンスにもなります。 まずは自分の生活スタイルを認識し、賃貸物件を選んでみることをオススメいたします。
下見をするとき
気を付けること
部屋を探した時のイメージがモノを言います。下見の時にはお願いした不動産会社の担当者が同行して部屋を見るのが一般的です。間取り図と実際のお部屋に相違がないか、引越の時に持っていく荷物がきちんと置くことが可能か、大きな荷物がドアを通るかなど移動する際のイメージづくりと同時に、お部屋の設備に問題がないかもチェックしてみてください。気づいたところは入居前には直してもらうようにお願いできます。メジャーとメモ一式は忘れずに。 時間の取れる方は昼と夜、両方見に行った方が物件の違う一面がみえるのでおススメいたします。
周辺の環境確認も忘れずに
気になるお部屋の周辺環境も重要です。すぐ前の道は人通りが多いのか少ないのか、コンビニエンスストアやスーパーマーケットとの距離、駅までの道順や目的の場所までの電車の運行状況などもきちんと確認してください。女性にとっては夜間の治安も重要な要素になります。 またマンション内の張り紙や共用部分の管理の具合でもある程度住人の質が分かりますのでお部屋だけではなく集合ポストや掲示板、エレベーター内などもよく見てください。
気に入ったお部屋に巡り合えたら
オーナーへの申込み
ここに決めた!と思った物件に巡り合えましたらお申し込みをお願いいたします。お申し込みを頂いた後にオーナーサイドによる審査がございます。先方の審査結果次第によっては追加資料の提出、面談等がございます。(お互い気持ちよく契約をするための過程ですのでその際はご了承ください)入居時に提出を求められる書類もありますので審査時に用意しておくとその後の手続きがスムーズに進みます。
契約手続き
おめでとうございます!あなたは無事に審査が通りました。最後の手続きとして残りの提出書類が必要になります。通常、オーナーサイドから契約書原本と家賃・敷金等精算明細書が用意されます。基本的には契約締結の前に家賃・敷金等々事前振込みをして頂く形となりますのでお金のご用意をお願いいたします。併せて家財保険料・仲介手数料なども必要になる場合がありますので、敷金2ヶ月・礼金1~2ヶ月・仲介手数料1ヶ月・前家賃1ヶ月・引越&保険代で1ヶ月とおおよそ月額賃料の6カ月が目安とされております。実際には色々と費用がかさむので余裕をもって用意することをおススメいたします。
引越しをする際
今の出る部屋を退出手続きを忘れずに
賃貸物件の解約は、それぞれの物件によって違いますが1カ月前に申し出るのが基本的となっています。そこから逆算して引越をする日を決めるのがよいでしょう。引越の日が決まったら、それに合わせて準備を始めましょう。粗大ゴミを出す場合も、事前の申し込みが必要となりますので余裕を持った日程になるように注意してください。また、区役所への手続き、ガス、水道、電気、電話などの解約日も早めに設定しておくと後であわてずにすみます。
新居への入居に関して
引越しに関しましては、オーナー側の指定業者がある場合もございますがお客様で業者の選択が可能な場合は、複数社の見積もりを取る事をおススメいたします。お荷物の量・移動距離にもよりますが、午前中に引越元から荷物を搬出してトラックに積み込み午後一番から引越し先への搬入作業となります。 当日に電気・ガス・水道などのライフラインの開設はなかなか難しいので事前に各手続きの連絡をしておくことをおススメいたします。特にガスは当日連絡をしても開栓手続きには来てもらえないので場合によっては当日お風呂にも入れないこともございます。